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2009年 07月 13日 ( 1 )
散華、それから。
わしはときどきぼんやりと
ぼんやりと思い、はっと怖気づくことがありまして
気の病は生まれつきのようですし
わしにとっては長い友人なのであります




  10歳の子供が泣きたいときに泣けると思うか?

比較的涙もろいわしですが
というか、かなり涙もろいわしですが
さめざめ泣いたのは、いちどきり
余命幾ばくもない亡父の入院先に向かい
軽トラックを運転しているときでした

屈託の多かったろう亡父の一生を思い
おそらくは余命わずかと悟りながら
最後まであがき倒し、奮闘する亡父の姿を見て

何て馬鹿野郎だ
と、今となってはそう思うのですが、憐憫
何様だ?いったぃ手前は?
と、今となっては恥ずかしい限りなのですが
つくづくと、うすみっともない男だなぁ
と、今となっては自分自身に、さめざめと

亡父への侮蔑の混じった感懐を
わしは一生かけて償わんといかんようには思ってます




李徴は虎になったけれど
わしは、いったい何になるんやろうかと
いたいたしくも怖気づく
なすところもなく日は暮れる
って、ちゅーや



亡父はこっそり泣いとったことがったそうやけど
いびつに顔を歪めて泣いとった
ように見えたことがあったそうやけど
深く深く胸が裂けてできた谷底に、突風
ぐおんぐおんと風が吹き抜けとるような慟哭


他人事やと思ってからにと
そういう非難もあるかもしれんのですが
亡父の聞いた風の音
わしもいつか聞いてみたいと思ってます


何やっとるんじゃ、オマエは?
なんてことじゃ、なんもかんもしくじりそうですが

いまにみとけ
と、ここでこっそり宣言してやります



しゃべれども、しゃべれども。
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by mockin_snofkin | 2009-07-13 03:50 | 来し方、行く末。